ブーログ › 三河・岡崎 配達するお米マイスターブログ - 六名米穀店

2017年02月20日 18:42  カテゴリ:その他

育てられているなぁ





音符~元気です

一行だけ

したためて

ポストへ落とす



まいど!

中森明菜さんの「トワイライト~夕暮れだより~」

がリフレインし続けている米屋の二代目でございます。


先週、このブログを読んでからご来店下さるようになったお客様からメールが届いていました。

最近お見掛けしないので気にはなっていたのですが。

その中でね

「近くのスーパーのお米の中に

六名米穀店の名前の入ったお米を見つけて

それがうれしくてメールしました。」

って書かれていて。

こんなに嬉しい励ましの言葉ってないですよね。


お米じゃなくて、お店で選ばれるって。

私が目指しているお店の在り方。

Eさん、ありがとうございました。

自分は単純だから

トワイライトがリフレインしまくりです(笑)



さて、昨日は大阪へ

懇意にして頂いているお米屋さんとの新年会

まずは初ハルカス!

天気も良く、景色は最高でした。




イタリアンの素敵なお店に連れて行って下さり

たいへん希少な「赤牛」食べさせていただきましたよ。

食事の写真1枚もありません笑顔汗

水牛のモッツァレラのパスタも

癖が無くておいしかったです。


飲んで食べて笑って泣いて

そんな時間、会話の中に

いろんな情報があって、友達の経験を自分の経験として

共有することで自分も育っていく。

ありがたい仲間です。


お客様に育てられ

友達に育てられ

二人分、三人分の人生を一緒に生きている感じです。


今後ともよろしくお願い致します。


あとがき





この時間の記憶がない。
  


Posted by 配達する米屋 六名米穀店

2017年02月04日 22:27  カテゴリ:その他

先生

とても、とても久しぶりの投稿になりますね。

年末から不幸が重なりまして、無精をしておりました。

また、少しずつ気の向くまま書いて行きますが、大きな節目があったので、ここから再開致します。




『ばかもん!』

この言葉を使うのは磯野波平だけだと思っていた。


四半世紀前。
ヤンチャだった私は、ある方と出会い人生が一変しました。

元愛知県警の刑事Sさん。

知り合ってからこの『ばかもん!』ばかり言われていた気がします。

米屋に入ってからも、ずっと気にかけて下さって、毎月
「一番旨い米を送れ!」
と、ほんとえらっそうに電話してきてくれて。

最近は
「長澤くん、元気でやっとるかん?」

メッチャ怖い顔をしてるのだけれど、その声は優しいを越えて、とても温かかった。

今週の半ばに奥様からお電話を頂き、先月に先生が逝去されていた事を聞かされました。

11月に実父が亡くなった時ですら、涙の1粒も溢れなかったのだけれど、ここ数日

『ばかもん!』
『長澤くん、元気でやっとるかん?』

の声が耳から離れず、御存命の内にお顔を見せておかなきゃいけなかった事を悔やんでいます。


お年賀も本来はお世話になった方のお宅へ伺ってご挨拶してきた物が、年賀状へ簡略化され、今では年賀状すら書かない風習の退化が進んでいます。

私は常々
『一緒に居て楽しいと思われるより、居なくなったら淋しいと思われる存在でありたい』
と思っています。

これをどう思うかはそれぞれにお任せしますが、先生が他界されて、私にとって先生が大切な存在であったと気付きました。

【大切】

古来『愛』と同意義語として扱われていたことば。

愛って広く、深く、厳しくて温かい。

歳を重ねていくと大切な物が減って行くから、今度は大切な思いを育てていく立場にならなきゃいけないな。って思います。

温かい思いを厳しく伝えるって学校では教えてくれない。

また1つ余計な仕事を作ってくれたね、先生。

『ばかもん!』の似合うジジイになろう。  


Posted by 配達する米屋 六名米穀店

2016年10月13日 15:39  カテゴリ:お米のこと

青森県の新品種「あさゆき」





まいど!

新米前線の北上とともに

毎日新米の試食に追われ

ニッコニコの米屋の二代目でございますハートウィンク



さて、写真のごはんは、青森県から誕生した新品種

「あさゆき」

と言います。

名は体を表すと言いますが、イメージしやすいネーミングだなって思います。

朝日の差し込んだ新雪のように

キラキラと【真っ白】で

新雪のように【ふんわりとした食感】

甘みもあってのど越しも良い。

昨年デビューした「青天の霹靂」は

白米(精米された状態)でしか入荷しなかったので

玄米食や分搗きのお客様は口にできませんでした。

(「青天の霹靂」に対しては、今年の2月の

『全国お米マイスター会議in東京』

の会議の場で

産地の方に玄米食・分搗きのお客様のニーズから

玄米流通を懇願したのですが、力及ばず。

却下されてから、あまり良い印象がないんですベー

今回入荷した「あさゆき」は玄米で入荷しています。



先週の土曜日に「満点☆青空レストラン」で紹介されたお米で

農薬、化学肥料(窒素成分)ともに青森県慣行栽培の5割削減した

特別栽培米です。

作付け量も少ないので、今回もすでに残り3袋になっています。

「一度食べてみたい!」と思われる方はお早めにご連絡ください。


【28年産新米の入荷状況|10月13日現在】

北海道産 特別栽培米 ゆめぴりか

青森県産 特別栽培米 あさゆき(残りわずか)

秋田県産 慣行栽培米 あきたこまち

宮城県産 慣行栽培米 ひとめぼれ

山形県産 慣行栽培米 はえぬき

山形県産 無農薬    つや姫

新潟魚沼(十日町)産  コシヒカリ

 同 上   特別栽培米 コシヒカリ

新潟岩船産 慣行栽培米 コシヒカリ

 同 上   慣行栽培米 ゆきん子舞

福島会津産 慣行栽培米 ミルキークイーン
 
富山県産 慣行栽培米 コシヒカリ

愛知岡崎産 小久井農場 コシヒカリ

   同 上         ミネアサヒ
 
   同 上         ミルキークイーン

三重県産 慣行栽培米 コシヒカリ

島根飯南町 特別栽培米 コシヒカリ

佐賀伊万里産 特別栽培米 夢しずく

佐賀白石 特別栽培米 コシヒカリ

来週には佐渡コシヒカリ、隠岐藻塩米コシヒカリが入荷予定です。

おたのしみにウィンク
  


Posted by 配達する米屋 六名米穀店

2016年09月17日 17:11  カテゴリ:お米のこと

魚沼産のもち米入荷





まいど!

ご無沙汰致しておりました。私は元気です!

産地視察を終えて

やりたい事と、出来る事との整理に時間が掛かりました。

不器用にも程がある!米屋の二代目でございます。


前回の投稿が遠い昔のように

今ではすっかり稲刈りシーズンのど真ん中!

今年は東海地域のお米は順調に生育をしているようでして

概ね一等品位のお米が多いようです。


さて、来週の月曜日

敬老の日は、お彼岸の入りですね。

おはぎを作る段階になってから、今年は新しいもち米を取り寄せてみました。

新潟十日町と言えば『魚沼地区』

その魚沼産の『こがねもち』というもち米が入荷しています。

この数年、お客様から

「玄米餅を作りたいのだけれど」

と、ご来店の際に言われる事があり

その度にちょっと引っ掛かっていた気持ちを

今年は思い切って

「減農薬・減化学肥料」

いわゆる特別栽培米のもち米を仕入れてみました。

お客様の「多少高くてもいいのよ。」のお言葉に甘え

多少の「多」を選択致しました(笑)




JGAP認証農場の「千手」さんのお米です。

数量限定のため、お値打ち価格にて販売させて頂きます。

一般的には逆ですよね?(笑)


お餅だけではなく、おこわにお使い頂いてもよろしいかと思います。

是非ご感想をお寄せください。

ご好評であれば、多少追加で発注しておきます。
  


Posted by 配達する米屋 六名米穀店

2016年06月25日 18:38  カテゴリ:お米のこと

堆肥もいろいろ。





山に降る

天梅雨(あまつゆ)はこぶ

矢矧川




まいど!

降り始めるとよく降りますね。

湿気と冷暖の格差社会で体力消耗の激しい

米屋の二代目でございます。






さて。

先日入荷した「福島県産 天のつぶ」

に【B】と【P】の印が入っていました。






これは使われている有機肥料の違いの印です。

【B】はBAT=蝙蝠の堆肥

【P】は海鳥の糞の堆肥しるしです。

「バットグアノ」というキーワードで検索すると

それが大変高価な肥料であることが分かります。

12日カトウファームさんにお邪魔したときも

そのあたりをサラッと説明されたので

福島ってそんなに蝙蝠が多いのか?と、

配送会社の社長さんにも聞いてしまったほどです。


それぞれ海のミネラルを含んだ堆肥なんです。

お米に甘みを加える効果が期待できるんです。

食べ比べ、してみなきゃね(^^)






自分の食べたもので体はできている!

とは、よく耳にする言葉ですが

お米も、お米が吸収したもので出来ています。

全国の各産地で、工夫を凝らした稲作をしています。


これから、全国から新しい銘柄も出てきますのでご期待ください。
  


Posted by 配達する米屋 六名米穀店

2016年06月21日 15:32  カテゴリ:お米のこと

炒り玄米入りごはん!





まいど!

髪の毛をカットすると

回りが微笑み返してくれる

米屋の二代目でございます。


どんぐり坊やなんだってさ。

「ながさわくんみたい」

って、おれは長澤君だし。

漫画『ちびまる子ちゃん』に出てくる

「永沢君」と言いたいのは分かります。

清水出身だし。

でも、違います。

小学生の頃

妹をおぶって歩き回っていたけど

違います。

頭の先が尖っていますが

違います。

藤木という友達はいません。




もう



いいですか?




って訳で、産地視察での朝食で出されたご飯。

ちょいと気になったので作ってみました。

炒り玄米です。


「無農薬の玄米使っているんだよ」

とのことだったので

猪野さんの【夢ごこち】を使ってみました。


中火で10分

弱火に落として5分くらいで出来上がり。






ハゼますが、そんなに景気よく

パン!パン!爆ぜる訳ではありません。


時々、控えめに


パン!


・・・パン!


程度です。

炒り終わったら新聞紙に広げて粗熱を取ります。

粗熱が取れたら瓶などに詰め替えて常温保存。

チャックの付いた袋で構わないですね。


で、白米に1割程度混ぜて炊いてみます。

玄米茶と同じように

玄米の香りがします。


白米に玄米を混ぜて炊かれるお客様も増えて来ましたが、

時々アレンジを加えてご飯生活を楽しんでみるのも

良いですよね。




  


Posted by 配達する米屋 六名米穀店

2016年06月16日 20:30  カテゴリ:お米のこと

男の産地視察シリーズ =福島の家族~エピローグ=








まいど!

1日の時間の流れを異常に早く感じている

米屋の二代目でございます。

おっかしいなあ。

朝の起床は若い頃より早くなっているのですが。

1日が@いう間に過ぎ去っていきます。


産地視察の2日目。

目が覚めてみると午前4時半。

就寝が2時過ぎていたから2時間強ですか。

二度寝しようにもカーテンのない部屋の窓際

まぶしくてしゃあない(笑)

別のベッドではドライバーをしてくれている板垣さんが

就寝中なので、そーっと階下へ降りて行き

カメラを片手に朝の散策に出かけました。

(猪野さんはすでに居ません)





無風。

後で聞くと、いつも朝は無風なのだそうです。

奥に見えている山を地元の人は

「宝の山」と呼んでいます。

何故なのかはここでは伏せておきます。


田んぼって「顔」があるんですね。

全然気が付かなかった。

個性があって、水の入り方、出方にも違いがあって。

「同じ生産者でも、田んぼが違えば米も違う。」

とはよく耳にすることですが

そんなことを肌で感じます。

無音の世界に微かな空気の揺らぎを感じて

歩みを先に進めて行くと





パ~!出た!

1頭の鹿でした。

最近は岡崎でも(一部の地域では)珍しくなくなってきましたが

人間を怖がらないんですね。

5mくらいまでは庭にも入り込んでくるらしいです。

「何もしないって分かっているから」

聞き流したけど、追い払ったりしないんですね。


しばらく歩いてから戻って朝食。

地元の元娘さんたちが地元食材で用意してくださいました。

画はありません。

頂いた飲み物は

オリンピック強化選手に提供される

お米から出来ているもので

飲み終わってから、私と板垣さんでポッカポカ。

暑い!暑い!を連発しながら最終目的地の

福島カトウファームへ移動を開始しました。

(残念ながら別れの涙はありません。)

移動中も興奮していた板垣さん

「すげぇ~っす!俺もあんな50歳になりたい!」

猪野さん49歳なんだけどね。

まあ、猪野さん本人が50歳って言ってるからいいんだけど。



福島県

いろんな思いが交差している県。

日本の中で1番変化していっていると感じる県かもしれません。

いろんな思いは一端他所に置いて。

カーナビだけが頼りの珍道中。

別に珍道中じゃないけど。

私、自分が運転するときは

本当に、呼吸を忘れるくらい・・・

無口なんです(笑)

移動中も板垣さんとはいろんなこと話しました。

音楽CD掛ける訳でもなく。

助手席で大いびきで寝る訳でもなく。

何を話したか忘れたくらい話しました。

(それじゃダメじゃん!春風亭昇太か!)


そして


ほぼ果樹園

そんな福島市の中に所々に存在する田んぼ。

「中通り」と呼ばれている地域。



小さい。

しかも点在。

市内だからなのだろうか?


「こりゃ大変だよ。田植え終わってないはずだわ。」

板垣さんの第一印象。


確かに昨日まで見てきた田んぼと比べると

非効率的なつくりに感じられます。

ただ、見た目だけで判断したり、思い込みで判断したりって、後から

「なるほど~」

の前フリだけにしかならなかったりする場合の方が多いので

そこは感じただけで

「なるほど~」を楽しみにしながら

カトーファームさんに到着しました。



若い生産者さんです。

東京のマイスター会議でお会いして

たくさん、いろんなお話を伺った方です。

末娘の通称Pちゃんとお出迎えしてくれました。





抱っこしている奥様の後ろに

隠れるように・・・

隠しようのないくまモン的な存在感を醸し出しているのが

ご主人の晃司さん。



この笑顔・・・。

まさに天のつぶ。



カトウファームさんでは

当店で扱っている

【天のつぶ】

という、福島県が長い年月をかけて作り上げた

県オリジナル品種を作っています。



そして、ここでも・・・。





熱い農業談義!(笑)

「学ぶ」事に関しては

同業種、異業種全く関係ありませんね。

真剣さはガチンコです。


農業って【地域】との繋がりが何より大事でもあり

何より難しい世界です。

地域連携なくして農業はあり得ないんです。

最たるものが水です。

それだけじゃないけど。


様々な問題点を抱えながら、

抱えて合っている者同士だからこそ

同業の絆も強い業界なのだと感じます。


そして、ここまでオープンに話し合っておられるのは

普段着で人と接する板垣さんの人徳なんだと思います。

初対面から垣根を作らないで

自分の持っている物(考え方を含め)

すべてぶつけて行きます。

それは加藤さんも猪野さんもおなじ。

とても丁寧で、人の意見を1度咀嚼してから自分の意見を言うひと。



そんな若い世代を見ていて

とても羨ましく思います。




3か所目の田んぼに手を突っ込み

ハウスや機器材を見せて頂き

精米施設、倉庫も低温化されていて

押さえるところは全て押さえてありました。





見上げる空も

水田に映る空も

みんな繋がっている。


風に吹かれて歩いている心に

小田和正の「ダイジョウブ」が流れていました。



永遠の18歳も頑張らなきゃ!







お昼を一緒に食べて(私ひとりアルコールを召し上がりましたとさ(^^))

板垣さんには福島駅まで送って頂き

今回の産地視察は終了しました。

オープンにはできない内容を

アナログ日記帳に書き込んで

一歩一歩足跡を残しながら

また明日からの肥やしにします。




【 あとがき 】

二日目の後半になると

板垣さんの元気がなくなってきて。

この時期、米農家さんが二日

自分の田んぼを空けるって

余程の事なんだと

いくら鈍感な私でも分かります。

早く帰りたいんだろうな。



「いいっすよ!自分も勉強したいから」


そんな彼の笑顔に甘えきって勉強させてもらった2日間でした。

ありがとう。

これからもよろしくお願い致します。
  


Posted by 配達する米屋 六名米穀店

2016年06月16日 17:03  カテゴリ:お米のこと

男の産地視察シリーズ =山形高畠町の男=





まいど!

靴下は左足から履くと決めている

米屋の二代目でございます。


取り立ててジンクスとかじゃないんですけどね。

玄関を左足から出ると調子良いんで

靴履くのも、敷居を跨ぐのも左足からにしていたら

なんとなく。

ただなんとなくを続けていると

たまに右足からにしてみると

結構気持ち悪くなります。

はい。




さて、新潟村上市における

サミット先進2男会談が終わり

村上名物の蕎麦を食べ

(新潟まで来て蕎麦もないけど。と謙遜しながらも

「そばや」という蕎麦屋へ連れて行ってもらいました)

海でゼロ点出しをしていると

宿泊地になっている山形県東置賜郡高畠町の農家さん

猪野ファームの猪野さんからLINEで

「いまどこですかぁ~」

「15時にお待ちしていま~す。」

って、今13時半!

「ちょっと遅れま~す」

 この時は、山形県民があんなにせっかちだとは思いませんでした(笑)


移動中の社内でも

「山形スピードっていうのがあるんですよ」

後続の車がすごい速さで私たちを追い越していきます。



「高畠町のファミマ」

というローカルアバウトな場所を目的地として走り始め

予定時刻を【少々】過ぎて無事に到着。

すぐ近くの猪野さんのお宅にお邪魔しました。




数々の受賞歴。

少しお話を伺って早速田んぼに移動します。






あのさ・・・。山形スピード!

置いて行かれる私(笑)

農家さんって、熱い!

本当に熱い!




岡崎にも田んぼはあります。

でも、店で扱っているお米の「ふるさと」だと思うと

思い入れているる感情が高鳴ってきます。

私がひとりで歩き回っていても気にせず熱い論議が続いています(笑)





手持無沙汰




糸トンボ




無農薬の田んぼに掛けられている雑草防止のシート




この水路の草もこれから自力で刈るそうですが、

そこにもちょっとしたこだわりがあったりします。


尽きない話に時々参戦しているとあっという間に時間が流れ

「風呂行きますか?」

と、裸の付き合いを挟んで

本日の宿「ゆうきの里」へ




このあと延々26時まで

白熱授業は続いたのでありました。
  


Posted by 配達する米屋 六名米穀店

2016年06月15日 02:40  カテゴリ:お米のこと

男の産地視察シリーズ =新潟村上市の男=





音符~長崎から船に乗って神戸に着いた~


まいど!

水田に映る空の輝きは

農家さんの心の色なのかも知れない。

音符~受~話器~の~向こうから~

(もおええ!っちゅうねん)

でも、まんざら遠い歌ではない気がします。

【心の色 / 中村雅俊】


【長澤正敏】似ているようで全然違う。

違いの分かりすぎる男。

ダバダの男でございます。



初日から同行してくださる農家さん、板垣さんは、

当店では完売してしまいました

【 新潟県岩船地区産 特別栽培米コシヒカリ 】

【 新潟岩船地区産 慣行栽培米 コシヒカリ 】

それから、好評販売中の

【 新潟岩船地区産 ゆきん子舞 】

を作って下さっております。


写真は、新潟の海

「腕時計の高度計合わせるなら」

と、板垣さんが連れてきてくれました。

決して観光ではありませんよ。



ちゃんと、その前に見せていただきました

「ゆきん子舞」の圃場






すごいっしょ?

何がって、田んぼ1枚の広さ。

簡単な事じゃないんですよ。

5枚の田んぼを仕切る畦4本をぶち抜く!

何が大変って

だって、水平じゃなかったら

水が偏るでしょ?

ただでさえ粘土質の土壌のこの地域

代掻きして水平を出す。


それを「面倒だから」と言って辞めちゃわないのが

第一の男

農家の14代目「板垣○○」なのです。


これだけじゃないんですけどね。

あっちではあんなこと。

そっちではそんなこと。

悩んでいる時間がもったいない!とばかりに

【やってみる!】

自分も動く方ですが

ひねって動く感じですかね。

4回くらいひねってますかね。

農リンピックがあったら出て欲しい。

床の部で(何でやねん!)





ズボッ!

って音を立てて植えられた苗を抜いて

根っこの勉強。





ハッ!ハッ!ハッ!

って笑いながら葉っぱの勉強。

田んぼに手を突っ込んで

土の勉強。





車で移動して水の勉強。


知っている積りになっていた自分を恥じてるよりも学ぶ!

マンツーマンで

苗について、

稲について、

村上市という地理について、

ものすごく丁寧に説明してくれる彼から

とにかく学びました。



「来て良かった」

素直にそう思いました。
  


Posted by 配達する米屋 六名米穀店

2016年06月14日 18:31  カテゴリ:お米のこと

男の産地視察シリーズ =そのintroduction=





まいど!

【永遠の18歳】

生まれ変わったら「ブライアン・アダムス」の声が欲しいと思っている

米屋の二代目でございます。


【永遠の18歳で生きていく】

これは、ブライアン・アダムスがいつも口にしている言葉。

ブライアン・アダムス

初めて聴いた曲「Summer of '69」で耳を持っていかれました。

いいですよ。

ハスキーかかった声。

色気があります。


ハモリのグループ

「Backstreet boys」にも入ってみたいけど

でもやっぱり日本が好きだから

「下町のガキンチョ」みたいな名前になるんだろうな。



何の話でしたっけ?



って訳で、平成4年に米屋を手伝い始めて以来初めて

土日まるまるの連休を取って

ひとり産地の農家さんを回ってきました。


ひとり・・・

ではないですね。



私、こう見えまして

お友達には恵まれているんです。

今回産地を回ろうと決めたのは・・・。



昨年「ついでだから~」って

東京の「ついで」に岡崎まで来てくれた新潟の生産者さん。

ついでの距離じゃないだろ!

新潟岩船地区の村上市の新耕農産の若い農家さんで、

当店では「ゆきん子舞」でおなじみの、Iさん



そして、お米マイスター全国会議の東京会場で出会ってから

4年目のお付き合いになります

山形県高畠町で「つや姫」を作っている

「猪野ファーム」のI-②さん(Iにする意味無いやろ)

3年間諦めもせず、ずっと誘ってくださっていました。



そこまで行ったなら

「がんばろう福島!応援店」としては

福島で頑張ってる若夫婦

カトウファームのKさんの所にも行ってみたい

(Kさんと呼ぶ方が失礼な気がする)


50歳という節目も背中を押してくれました。


いざ行くとなると

調整が難しくて。


移動のこと

田植えがいつ終わるのか

自分の仕事の調整

3軒の農家さんとの調整

ギリギリまで待って日程を組みました。


でね、何が嬉しかったかって

新潟の板垣さんが

「いいよ、いいよ。俺も他県の生産者さんの仕事気になるし

勉強させてもらいたいから、福島まで車で回ってあげるよ。」



男前です。

そのことをそれぞれの農家さんに伝えると

「えっ?そんなことできるんですか?それだったら、私が逆に回りますよ。」

って言い出して、収拾付かなくなるから

板垣案で押し通しました。




ありがたい。



その学びに対する貪欲さを

それぞれの生産者さんが持ち合わせていて

私と繋がっている。



ありがたい。



という訳で6/11.12

梅雨入りの真っただ中

セントレア空港から東北へ向けて

意気揚々と飛び立ったのでありました。
  


Posted by 配達する米屋 六名米穀店