命の継承は

配達する米屋 六名米穀店

2015年04月22日 21:56



まいど!

むらさき麦の様子をカメラに収めようと

麦畑に入った途端

上空からヒバリの攻撃を受けた

米屋の二代目でございます。



そりゃビックリしまっせ!

「よぉ喋る、上沼恵美子みたいな鳥やな」

程度に思っていたんだけど

突然無言になったと思ったら

耳元で

「ワッサー!」

って羽音。

サブイボびっしりです。


近くに巣があるのでしょう。

帰りに摘んで帰ろうと思っていた

ヨモギの事なんてすっかり忘れていました。



さて、発芽した種を撮影しました。

同じ品種の種を時間差で発芽させて植えてみました。


当地ではゴールデンウィークに田植えをする

ところが多いですね。

コシヒカリは、ですが。


そして、8月下旬には収穫期に入ります。

発芽して5か月の間に

成長し、花を着け、受粉し、実を結ぶ。


長い間田に植わっている印象があるけど

5か月。

その5か月に米農家さんは

全てを注ぎ込む。



命の継承はとても繊細で弱いもの。

少しの事で途絶えてしまう。



辞めてしまうのはとても簡単なことです。

だけど(子供会などの組織もそうなんだけど)

復活させるのはとても大変なことで

今の状態を継続させていく事よりも

エネルギーと回りの協力が必要になってくる。

そして同じものは決してできない。

血が途絶えるってそういう事なんだろうと、

ぼんやりと

この発芽した種もみを見ながら感じています。




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