半夏生

配達する米屋 六名米穀店

2014年07月01日 23:10





まいど!

歳を重ねてくるにしたがって

若い頃には関心の無かった行事や習わしに

とっても興味を持ち始めている

米屋の二代目です。



明日は「半夏生」です。

先日のブログで書いた「タコを食べる日」です。

何故タコ?

そもそも半夏生って?

ま、別に知らなくても大勢に影響はないのでしょう。

今までの48年間のように。

でも、ここ最近行事や習わしが妙~に引っかかるんですよね

心のひだに。


先ずは「半夏生」

夏至の末候が「半夏生ず」

半夏が生ず?

半分頭はエヴァに行きかけます。

半夏とは「からすびしゃく」って植物のことのようです。

絵を見るに、うつぼかずらみたいな植物です。

夏の半ばに花が咲くから「半夏」と言う説や

葉の半分がしろくなるから「半化粧」と言うせつがあります。

近畿・中国の一部では、半夏団子と言って

この時期収穫を終えた小麦の団子を頂いたり

関西では、「タコの足のように

稲穂が沢山に分かれていきますように」

という願いを込めてタコを食べる風習があるようです。

タコにはいい迷惑です。



この時期までに田植えを済ませないと

「半夏半作」

と言って、秋の収穫が減ると言われ,


田の神が天に帰るこの時期の雨を「半夏雨」とも言ったそうです。



昔は、お米が貨幣と同じ働きをしていましたからね。

みんなの想いは天に向かってひとつに繋がっていたのでしょう。

その想いは、七夕にもつながっています。

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