まいど！

ミスチルのライブに行って

『タガタメ』

聴きながら

『愛・地球博』

を思い出し

優しい気持ちになった

米屋の二代目でございます


良かったです

「愛って何だろう？」

「愛の反異義語ってなんだろう？」

桜井君の問いかけから始まりました



桜井君は

「愛はイマジネーション」

だと言う





【愛】

「つめがしら」と「ふゆかしら」の間に

「こころ」があります



つめがしら（つめかんむり）は

後ろを向いた人を意味し


ふゆかしらは足の形を表し

歩く事を意味します


間にこころ


イメージですね

一般的には

「立ち去る人が後ろに心を残す」

事を表している文字だとされています


愛は普遍的で不変的であり不偏的なもの

タガタメ・・・





帰りの混みこみの電車には

毎回うんざり

もう乗れない！って状態の入口に居た

私の足を踏みつけながら

若い男性がケツを向けて

押し入ってきた

車内の奥には小学生も居て

「イタイイタイ」

の声も聞こえる


「あんたさあ、状況見て無理だと思わんのか？」

「乗れただもんでいいじゃん！うっせえわ」

人の目も見ずに扉に向かって言い返してくる

追い打ちを掛けるように


「だったら、お前が降りりゃあいいじゃんか。田舎モンが」


握り拳を作って相手の目をこちらに向け

睨みつけたところで

連れに

「やめてよ」




いい気分でライブが終わり

余韻に浸っていた矢先

土足で踏み込まれ

必死で気持ちをなだめているうちに

次の駅に到着



数人が奥に詰めて出来たスペース分

数歩後ろに下がれた所へ

二人の女性が乗り込んできた

「何も言わんの？この子たちに」

「あのね、君とは明らかに乗り込み方が違うでしょ？」


降りる駅までまだ７駅

すると周りの乗客が

色々と話しかけて来てくれて

見て見ぬ振りの

無関心って訳でもないんだな

と、ちょっと安心しました



人の足を踏みつけながら乗り込むのが

都会モンで

文句言うのが

田舎モンなどと

子供じみた判断しか出来ない

２０代後半らしき若者よ

君の愛ってなんだ？



３駅、４駅過ぎるうちに冷静になり



（次に同じ事があったら

こんな奴と同じ車両にいるくらいなら

喜んで降りよう）



などと考えている内に

若者が先に降りる



車両の出口で振り返り

「すみませんでした！」

と一礼して降りて行った




二度と会う事は無いであろう人が

投げつけた言葉が

心に波紋を作っていく








「まだまだいくよお～！」

桜井の甲高い声が

リフレインしている

【六名米穀店】
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