2015年06月10日 21:30  カテゴリ:地域コミュニティーカテゴリ:その他

お別れと感謝と息を抜く事

今日は前消防団長のお母様のお通夜でした。

お通夜会場の近くには

「ほたるばし」

という、市内を走る国道1号線の

渋滞ポイントでもある橋があります。

ホタルの舞う季節。



何の宗派にせよ

私はお坊さんの読経が好きです。

ナニ言ってんのか全く分からないので

目を閉じて音として

聴き入ります。



すると不思議な事に

だんだん雅楽に聞こえてくるんです。

「笙」の音色に。



チョッと調べてみたら

笙って羽根を休めた鳳凰の形に見えることから

「鳳笙」とも呼ばれているらしいです。

笙の音色は

『天から差し込む光』

を表わすといわれ

全体を包み込むような

広がりを感じさせる音色が

特徴とされています。



あながち間違ってはいないみたい。





その後、ご焼香の前に

和尚さまから講話がありました。


「お通夜とは何ぞや?」

「数多ある命の中で【儀式】をするのは人間だけ」

「儀式とは何ぞや?」

・・・。


人が人として暮らしていく中で

「これは大事だよね」

「これは伝えて行かなくてはいけないよね」

というのが儀式。

疎かにしてはいけないもの。

といったお話しでした。



私は以前から

「死を考えることは生を考える事」

だと考えています。

あの人は、こんな事言っていたよね。

あんな顔で笑ったよね。

あの人のああいう所が嫌だったね。

自分はそうならないように気を付けよう。


個人を偲ぶって自らを省みる事でもあったりします。



帰路、ほたるばしを渡る時

頭の中で

私の好きなアーティスト

牧原敬之さんの中でも好きな歌

「Fire Fly ~だから僕はいきてゆく~」

が流れていました。

前団長と出会えたご縁は

前団長のご先祖と私のご先祖が居たからで

遡って出会いを考えていくと

現代で私がいろんな方々と

出会えていることは

実はものすごい奇跡なんだと感じた

初夏のお通夜でした。



誰かを導く

ホタルの光のような存在。

憧れます。


でも、たまには息抜いて

生きるのも大切ですね。


【六名米穀店】
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株式会社 六名米穀店
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TEL:(0564)52-7215
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