雨上がりの空を見ていた
通り過ぎてゆく人の中で

悲しみは絶えないから
小さな幸せに気づかないんだろう

時を越えて君を愛せるか
本当に君を守れるか

空を見て考えてた
君のために今何ができるか

忘れないでどんなときも
きっとそばにいるから

そのために僕らはこの場所で
同じ風に吹かれて
同じ時を生きてるんだ



自分の事大切にして
誰かの事そっと想うみたいに

切ない時ひとりでいないで
遠く遠く離れていかないで

疑うより信じていたい
例え心の傷は消えなくても

なくしたもの探しに行こう
いつか、いつの日か見つかるはず

一番大切なことは
特別なことではなく

ありふれた日々の中で君を
あの日の気持ちのまままで見つめていること

（小田和正：アルバム　「そうかな」より「たしかなこと」抜粋）




今朝の新聞、地方記事

農機具小屋火事と振り込め詐欺の間に

ひとりの女子高生が近くの駅で自殺の記事。




自分の母は若い頃に亡くなったことは

何度か書きました。

その母の顔も最近ではハッキリと

思い出せなくなってきました。

淋しいです。


その母を思い出す時

決まって一つの情景が思い出されます。


私が中学1年か2年の頃

思春期まっただ中で

親と一緒の所を友達に見られるのもイヤだと思えた年頃。


陽が沈みかけ夕陽が差し込む

自宅の２階で洗濯物を畳んでいると

母が私を抱きしめてきました。

何も言わず。



当時は「気持ち悪い！」

としか思えなかったです。


親となった今

家の手伝いをしている子どもを見ていると

その時の母の気持ちが分かるような気がします。


母の顔ははっきり思い出せなくなっていっても

あの時のぬくもりと

言葉を越えて心に入り込んでくる

母の想いは

いつまでも消えることは無いのだと

こんなオッサンになっても思います。



お父さん

お母さん

子どもをハグしてあげてください。

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